Feb 6, 2012

ホテル 「テラ・ルージュ」 Ratanakiri trip 4


ラタナキリのホテルは、 「テラ・ルージュ」と決めていた。ガイドブックのホテル概要やネットの案内写真を少し観るだけで、居心地の良さが伝わってきたからだ。その結果、予想以上の満足を得ることができた。本心、都市から離れた地方都市にこれ程、環境の良いリゾートホテルがあるとは思わなかった。
ホテルは、全体的にクメール木造建築を主体として、フレンチ・コロニアルを採り入れた構成となっている。特徴的なのは、主館2階のバルコニーである。ここのソファーに座りながら、湖の対岸の淡い赤瓦の建物を見ていると、時間が経つのも忘れて、そのゆっくりとした流れに浸ってしまう。
また、手入れの行き届いた中庭は、格好の遊び場であり、その子供たちを眺めながら過ごすのは、最高に心地よい。敷地の奥にはプールがあり、夜、水面下からのライトアップによるブルーに光輝いていた。その水の中を泳ぐのは、格別だ。そして、その隣の建物は、バーとマッサージとなっており、たった15ドルでココロもカラダもリラックスできるのである。
おそらく、ここで過ごした日々を忘れることはないだろう。

正面の門。クメール建築にはない平面形式なので、建築家のオリジナルだろう。右のバンが私たち一向を連れてきたベンツだ。


主館の1階、2階のそれぞれバルコニーにイスと机が置いてあり、くつろぐことができる。2階へ上がる階段だけを取り上げても、そこには木彫が配置され、踊り場で折れ曲がる動線になるなど、視点の移動を考慮した設計となっている。この3階にあたる屋根裏部屋に滞在した。大屋根の妻にある手摺が、その部屋用のバルコニー部分である。1泊85ドル。


中庭をコの字に囲むように、コテージがある。私は、屋根裏部屋の次に、移動して、右側のコテージの部屋にも泊った。同じく、1泊85ドル。


屋根裏部屋のバルコニーから、ボンカンサン湖の朝焼けを観る。


2階の共用ロビーは、中国、西洋、カンボジアの要素が混じり合い、少し不思議な内装であった。


私が宿泊した屋根裏部屋である。貴重な木材をふんだんに使用しているだけでなく、長年の使用に対しても、狂いがない施工となっている。



2人で使用するのに、実際、キングサイズのベットは2つもいらないが、それ程、部屋が広かったのだ。中央が私の彼女。



これが、二つ目の部屋。少し趣が違う。


こちらの部屋は、お風呂がとても広く、ジャングルの新鮮な空気とそこに住む鳥の声を聴きながら、ゆっくりとバスタブに浸かることでき、申し分のない時間を過ごすことができた。バスタブは人造石でできていて、二人が同時に入っても十分な大きさであった。

ホテルのショップで、私はカンボジア特産のペッパーをお土産用に購入した。その他にも、衣類やラタナキリ特産のジリコンなどを売っていた。

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