Feb 1, 2020

TAAL Town, BATANGAS, PHILIPPINES

「北のビガン、南のタール」といわれ、スペイン統治時代の街並が残る美しい町。マニラからも日帰りのドライブが可能。スペイン時代の歴史を感じたい方にお勧めです。
マニラから車で二時間半ほど南、タール湖の南西にバタンガス州の古都タール町がある。バラヤン湾からなだらかに登る斜面の一角につくられたこの街は、1732~54年までバダンガスの州都だった。タールはもともとボンボン湖と呼ばれた今のタール湖畔にあったが、 1754年にタール火山の大噴火によりパンシピット川がせき止められ、タール湖の水位が上昇し、村が消失したことにより現在の場所に再建された。
タールには植民地支配を受けていた時代に建てられた教会や大聖堂があり、スペイン様式の高床式の木造家屋、コロニアル風の石造りの家の古い街並みが続く。その街並みの美しさから町全体が文化遺産指定(Taal Heritage)を受けていて、バダンガス州の代表的な観光名所になっている(かつて世界遺産にも推薦されたが落選)。イロコス州ビガンと比較して「リトルビガン」とも呼ばれている。


タール町のメインゲート

小高い丘の上に建つタール大聖堂

タール大聖堂からのタールの町並み

バラヤン湾へ続く町並み

タール市場周辺の町並み






















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