Feb 1, 2020

TAAL VOLCANO ERUPTION

morning time, 12, Jan, 2020



VOLCANO ERUPTION : PM14:00, 12, Jan, 2020

















TAAL Town, BATANGAS, PHILIPPINES

「北のビガン、南のタール」といわれ、スペイン統治時代の街並が残る美しい町。マニラからも日帰りのドライブが可能。スペイン時代の歴史を感じたい方にお勧めです。
マニラから車で二時間半ほど南、タール湖の南西にバタンガス州の古都タール町がある。バラヤン湾からなだらかに登る斜面の一角につくられたこの街は、1732~54年までバダンガスの州都だった。タールはもともとボンボン湖と呼ばれた今のタール湖畔にあったが、 1754年にタール火山の大噴火によりパンシピット川がせき止められ、タール湖の水位が上昇し、村が消失したことにより現在の場所に再建された。
タールには植民地支配を受けていた時代に建てられた教会や大聖堂があり、スペイン様式の高床式の木造家屋、コロニアル風の石造りの家の古い街並みが続く。その街並みの美しさから町全体が文化遺産指定(Taal Heritage)を受けていて、バダンガス州の代表的な観光名所になっている(かつて世界遺産にも推薦されたが落選)。イロコス州ビガンと比較して「リトルビガン」とも呼ばれている。


タール町のメインゲート

小高い丘の上に建つタール大聖堂

タール大聖堂からのタールの町並み

バラヤン湾へ続く町並み

タール市場周辺の町並み






















TAAL Basilica, TAAL Town, BATANGAS, PHILIPPINES


タール大聖堂 (TAAL Basilica) / サンマーチン・バシリカ聖堂教会
1856年再建、全長96m、奥行き45m
1754年のタール火山噴火や1849年の地震などで、幾度か破壊された過去がある。
1989年、世界遺産にノミネートされたが、不採用となった。
この時、尖塔は修理工事中のため、登れず。










聖母マリア・カイササイ教会 (Church of Our Lady of Caysasay)
高さ27cmの木製マリア像が祭られている。





この像は1603年に地元の漁師がパンシピット川で網で偶然引き上げたものだ。このマリア像には逸話があり、どんなに厳重にに保管していても、時々消えてしまいその都度意外なところで発見されるという。
ある時このマリア様はまた失踪する。しばらくして二人の芝刈りの女性が泉に映るマリア像を見つけるのだが、マリア像はサンパーギの木の上にあり、その時カイササイという鳥がマリア像を見守っていたという。この話は人々の間に広まり、以後教会はカイササイ教会と呼ばれるようになった。教会にはその時の様子を描いた天井画が残されている。

聖母マリア・カイササイ教会からタール大聖堂へ続く階段
タールの町は、小高い丘の上にある。
この階段の踊場、左手の建物脇通路を潜ると、奇跡の井戸へ通じる小道となる。

奇跡の井戸 (Miraculous well of Sta. Lucia)
カイササイ教会のすぐ近くにある。聖母が現れたという逸話があり、地元の人々は、この水が奇跡の癒しと治療の力を持っていると信じている。現在でもこの水を求めて来訪者が絶えない。