Jan 6, 2012

ベン・サイまでの車窓 Ratanakiri trip 6

ルート78A

バン・ルン(Bang Lung)からベン・サイ(Veun Sai)までは、一本道78A号線を約40km、1時間走れば到着する。道路状況は、比較的よい。ただ、赤土舗装のため、土埃がすさまじく、周りの木々は赤土色に染まっている。カンボジア全土で共通して、この現象が起きているが、現地の人は車が通るたびに舞う土ぼこりをなんとも思っていないのであろうか。私は嫌いである。特に換気はひどい。また、赤土舗装の坂の場合、スリップする危険がある。この78A 号線の途中には、山を切り開き、片側がジャングルへ落ち込んでいる区分も通過した。そこにはスリップ注意看板があって徐行した。友達も、窓の外をちょっと心配そうに、その下を眺めていた。

  途中の橋は、桁はRCでも、敷板はもちろん木製である。しかも、隙間が大きく、欄干がない!



 直線道路となっており、非常に走りやすい。そして、ヘルメットを着用してバイクに乗っているのはどうしてだろう。



道路右手に横たわっている木々は、道路工事の表示で、「この先、片側通行せよ。」との意味である。

 ベン・サイ村の市場。川の渡り場にある。待ち時間はここで過ごした。




ほとんどが食料品と衣料品である。


とれたての鮮魚である。実においしそう!?私は無理だ。

同じ魚屋さん




 川渡しには、少し技がいるようである。2艘の木製ボートをつなげたもので、車1台とバイクを複数乗せることができる。船頭ひとりと、その手伝いとして中校生ぐらいのこども2人の3人で、敷板を運んだりしていた。ちなみに、私たちの車を乗せるときに「バキ」という音がして、厚30mmもありそうな板が割れてしまった。


 サン川(Tonle San)の幅は、約400mで、渡るのには10分しかかからないが、その渡し船が来るのと、先の車を降ろして、次の載せるのを待っていると船着場で45分から1時間待機することになる。

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